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ろうきんの入学時必要資金融資とは?入学前に利用できるおすすめ借入方法

大学に入学する学生の中には親からの援助が受けられないことで、お金借りるなら日本学生支援機構の奨学金を利用する人が少なくありません。

 

ただ、奨学金は貸付開始が入学後(4〜7月)であることから、入学前に必要となる入学金や前期授業料などに利用できないのが大きなデメリットになっています。

 

そんな時に、奨学金を担保として、奨学金が貸し付けられるまでの「つなぎ融資」として利用できるのが、「ろうきん」から借りられる「入学時必要資金融資」です。

 

ろうきんとは?どんな金融機関

ろうきんは「労働金庫」という金融機関の略称です。

 

金融機関とはいっても一般的な民間銀行とは違い、労働金庫法という法律に基づいて業務が行われており、労働組合や生活協同組合の組合員が出資して運営されている営利を目的としない協同組織です。

 

ろうきんの入学時必要資金融資とは?

入学時必要資金融資は日本学生支援機構が提供する奨学金と連動された教育ローンですが、国(日本政策金融公庫)の教育ローンから貸付が行われる場合は利用できないというのが特徴です。

 

なお、教育ローンであるため、借入金の使途は教育資金(入学金、授業料など)に限定されます。

 

また、奨学金同様、奨学生自身が融資を受ける形になります。

 

増額奨学金も可能!特別増額貸与奨学金とは?

奨学金には通常の奨学金(1種、2種)に加えて、「特別増額貸与奨学金」(増額奨学金)を追加で借り入れることができます。

 

ただし、増額奨学金を利用したい場合は、初めに国の教育ローンへの申込が前提になります。

 

そして、国の教育ローンの審査に通らなかった場合のみ、増額奨学金を借りられるシステムになっています。

 

つまり、増額奨学金は国の教育ローンが使えない場合の救済策といえます。

 

そして、増額奨学金を申し込むと10月末頃に「奨学生採用候補者決定通知」が送られてきますが、そこには以下の2つの記載があります。

  1. 進学後の手続きにより採用
  2. 日本政策金融公庫の手続き必要

 

(1)の場合は、すぐにでもろうきんに入学時必要資金融資の申込ができます。

 

(2)の場合は、まず日本政策金融公庫の国の教育ローンを申込みます。

 

そして、融資が受けられたらそれを利用し、入学時必要資金融資は利用できません。

 

融資が認められなかった場合に、入学時必要資金融資に申し込むことになります。

 

ろうきんの入学時必要資金融資の利用条件

入学時必要資金融資の利用条件としては以下があります。

  • 増額奨学金を申し込んでおり、国の教育ローン審査に落ちているか、決定通知書でろうきんへの申込可能となっている場合です。
  • 融資金額は増額奨学金で申し込んだ金額の範囲内になります。
  • つなぎ融資であるため、増額奨学金が貸し付けられるまでの融資となります。
  • これから納めるお金に使うための融資のため、すでに進学校にお金を納入してある使途のために利用することはできません。例えば、入学金を納入済みの場合は、入学金を使途として借り入れることはできません。

 

融資を希望する場合は奨学生本人と両親(親権者)が一緒に窓口に行って手続きを行います。

 

なお、金融機関による貸付のため、当然審査があり、審査に通らなければ融資は受けられません。

 

入学時必要資金融資額

上限74万円までの内、任意の金額を申し込めます(増額奨学金で申し込んだ金額の範囲内)。

 

金利

金利は国の教育ローンと同じ1.81%で(2017年10月現在)、銀行の教育ローンなどよりも低金利になっています。

 

入学資金必要資金の利用手順

ろうきんから融資を受けるには以下の手順を踏みます。

 

@日本学生支援機構の奨学金振込口座をろうきんに指定します。
従って、口座の無い場合は口座を開設する必要があります。また、融資申込後に奨学金振込口座を他行に変更することはできません。

 

A融資金はろうきんから進学校に直接振り込まれます。
貸付金はいったん奨学生の口座に入金されますが、ろうきんが口座名義人の名前で進学校に直接振り込みます。

 

B返済は第1回増額奨学金が振り込まれた時点で、奨学金振込口座から貸付金(利息含む)が一括で引き落とされます。
入学時必要資金融資は国のローンの融資の可否によって手続きが左右されるため、早めの申込が肝心です。

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