無職がお金借りる方法はある?5分でわかる無職の借入方法
この記事は、「無職がお金借りる方法」について解説しています。
お金が必要になったとき、無職ですと困ってしまいますよね。
借入時に審査があるため、無職だと審査落ちになるケースが多いからです。
しかし、ネットを見ると「無職でも借入できる方法はある!」という情報が多数あります。
果たして、無職がお金借りる方法はあるのでしょうか?
無職だと金融機関からお金を借りるのは厳しい
正直に言って、無職が金融機関から借入をするのは難しいです。
金融機関が融資するのは返済能力があると判断した人のみになります。
無職だと「収入がない=返済能力がない」と判断されてしまい、審査落ちになるケースが多いのです。
ただし、例外があるので諦める必要はありません。
その例外については次章で詳しくお伝えしていますので、このままお読みください。
例外があった!無職が金融機関からお金を借りれる3つのケース
無職でも、金融機関からお金を借りる例外的なケースは以下の3つです。
- 毎月収入がある
- 配偶者貸付の消費者金融
- 専業主婦でも利用できる銀行カードローン
それでは詳しく解説していきます。
毎月収入がある
無職であっても次のような収入が毎月あれば、金融機関から借入できる可能性があります。
- 不動産
- ネットビジネス(アフィリエイト・YouTuber・転売など)
- 投資
上記のような収入が毎月あれば、返済していけるだけの力があると見なされ、審査に通過できることがあるのです。
また、出会系アプリでは、友人や知り合いを紹介して登録させることで報酬を貰える仕組みになっています。
1人登録で4,000~5,000円程度の収入を得られるため覚えておくのも良いでしょう。
配偶者貸付の消費者金融
配偶者貸付を採用している消費者金融であれば、収入がなくても借入できることがあります。
配偶者貸付とは、夫婦の年収を合計して1/3までを借入できる制度です。
よって、配偶者の年収の1/3まで借入可能なのです。
ただし、配偶者貸付の利用には以下のようなものが必要になります。
- 配偶者の同意書
- 配偶者の収入を証明できる書類
そのため、配偶者に内緒で借入することはできません。
また、配偶者貸付を採用している業者自体が少なく、有名どころでは「ベルーナノーティス レディースローン」くらいとなります。
専業主婦でも利用できる銀行カードローン
銀行カードローンの中には専業主婦でも借入できる商品があります。
■専業主婦OKな銀行カードローンの一例
- 楽天銀行カードローン
- イオン銀行カードローン
- 新生銀行スマートカードローン プラス
上記のような、専業主婦OKな銀行カードローンであれば、配偶者に毎月継続した収入があれば審査に通過でき、借入できる可能性があります。
先に紹介した配偶者貸付とは異なり、配偶者の同意は必要ないケースが多いです。
よって、内緒で借入しやすいです。
諦めないで!収入ゼロの無職でも借入できる方法はある
前章で解説したとおり、収入ゼロの無職ですと金融機関で借入する方法は限られてきます。
しかし、金融機関以外に目を向ければ、借入できる方法は意外とありますので諦める必要はありません。
■収入ゼロの無職でも借入できる方法
- 質屋
- クレジットカードのキャッシング枠
- 生命保険の契約者貸付制度
- 生活福祉資金貸付制度
- 年金担保貸付制度
- リバースモーゲージ
- 内定者向けローン
それでは、それぞれの借入方法について解説していきます。
質屋
質屋では品物を担保に借入することが可能です。
例えば、ブランド品や腕時計、貴金属、カメラなどを預けて、その価値の分だけお金借りることができるのです。
審査なしで借入できますし、収入の有無は関係ありません。
「品物を持ち込む→査定→融資」という形になるため、当日中に借入が可能です。
担保にできる品物がある人におすすめの借入方法です。
クレジットカードのキャッシング枠
クレジットカードには「キャッシング枠」を付属することができるケースが多く、それを利用すれば現金が借入できます。
すでに付属済みなら審査不要なため、収入がなくても利用可能です。
コンビニや銀行のATMから利用できるケースが多いため、即日融資にも対応しています。
カードにキャッシング枠が付属済みなら、利用を検討してみてください。
生命保険の契約者貸付制度
生命保険には「契約者貸付制度」というものがあり、現金の借入ができます。
契約者貸付制度とは、「解約返戻金(カイヤクヘンレイキン)」の範囲内でお金を借りることができる制度です。
解約返戻金は、終身保険や養老保険、個人年金保険などの積み立て型の保険を解約した時に契約者に戻ってくるお金を指します。
契約者貸付制度は解約返戻金さえあれば利用できますので、審査もありません。
保険の解約も不要。
返済も毎月する必要はなく、保険の満期以内であれば自由にできます。
解約返戻金のある保険を利用中なら、利用を検討してみても良いかと思います。
生活福祉資金貸付制度
生活福祉資金貸付制度は「市区町村の社会福祉協議会」から融資を受けられる制度です。
利用できるのは、おもに低所得や障害などが原因で生活していくのが困難な生活困窮者です。
そのため、簡単に利用できる制度ではありません。
しかし、利用できれば「無利子(連体保証人あり)」・「年1.5%(連体保証人なし)」という低金利で借入が可能です。
生活福祉資金貸付制度はかなり複雑であり、地域によって細部も異なるため、詳しくは市区町村の社会福祉協議会に相談しましょう。
年金担保貸付制度
年金担保貸付制度とは、その名のとおり年金を担保にお金を借りる制度です。
年金を受取っている人であれば基本誰でも利用できます。
もちろん年金の他に収入がなくても構いません。
貸付条件は以下のとおり。
・金利:年2.8%
・融資額:10万〜200万円(生活必需物品の購入の場合は10万〜80万円)
なお、年金担保貸付制度は令和4年3月末で廃止になります。
利用したい人は令和4年3月末までに申し込みをするようにしてください。
申込先は「独立行政法人福祉医療機構代理店」と表示された銀行、信用金庫、信用組合の窓口です。
リバースモーゲージ
リバースモーゲージとは、「不動産担保ローン」の一種です。
不動産担保ローンですので住宅や土地などを担保に融資を受けることになりますが、通常とは異なり、融資を受けたあとでも不動産に住み続けられます。
担保にした不動産を手放すのは契約者が死亡した後で良いのです。
そのため、「不動産を担保に借入したいけど、自宅にそのまま住み続けたい」というような高齢者におすすめです。
そんなリバースモーゲージを提供しているのはおもに次のような銀行です。
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 東京スター銀行
- 楽天銀行
- 横浜銀行
内定者向けローン
内定者向けローンとは、内定が決定した学生向けに融資をする商品です。
返済がはじまるのは初任給がでてからですので、現在は収入がなくても問題ありません。
内定者向けローンの使いみちは商品によって異なりますが、おもに次のような目的で利用できます。
- 運転免許所得の費用
- 卒業旅行の費用
- 自動車購入費用
- 新生活の準備費用
よって、内定者向けローンは上記のような費用が必要な内定決定者の人におすすめします。
内定者向けローンを取扱っているのは信用金庫と労働金庫ですので、お近くの店舗の公式サイト等で確認してみましょう。
無職がお金借りる方法まとめ
無職だと金融機関からお金を借りるのは厳しいです。
しかし、無職でも以下の3つであれば、金融機関から借入できる可能性があります。
- 毎月収入がある
- 配偶者貸付の消費者金融
- 専業主婦でも利用できる銀行カードローン
そのため、まずは上記3つをチェックしてみるのがおすすめです。
もし、利用できそうにないのであれば、以下の借入方法にも目を向けてみましょう。
- 質屋
- クレジットカードのキャッシング枠
- 生命保険の契約者貸付制度
- 生活福祉資金貸付制度
- 年金担保貸付制度
- リバースモーゲージ
- 内定者向けローン